オンリーファンズにアクセス自体できなかったり、合法・違法の区別がある国をまとめました。
色々と例外はありますが、
- 社会主義・共産主義国家
- イスラム教
- アジアの発展途上国
このどれかに該当する場合はほぼ確実にアウトです。
ロシア(2022年~)
ロシアは元々、東欧の白人美人として洋モノ好き、ブロンド(金髪)好きな日本人からも人気の高いエリアでした。
しかし、ロシアとウクライナの戦争によってYouTubeやFacebookなど大手SNS・プラットフォームがロシアへ経済制裁を課す中で、Onlyfansが持ちこたえるのには無理がありました。
案の定、2022年4月にはウクライナのOnlyfansクリエイターからも猛抗議があり、Onlyfansはついにロシアへの収益支払いラインを維持するのが困難として、実質的な禁止処置を講じました。
ポルハバ君もクレジットカード決済を取り扱っていますが、戦争を仕掛けた国に決済を許す、ましてやアダルトに、なんて無理に決まってます。。。
ほんとロシア人、貿易面で特化してる一次産業とか油田は良いでしょうけど、一般市民はどうやって食っていけって言うんでしょうね・・・?
トルコ(2023年~)
アジアとヨーロッパの橋渡し的な位置にあるトルコ。
2023年に、政府によりトルコ全土がOnlyfansへのアクセス自体を禁止することが発表されました。
政府見解としては「市民からの苦情を受けたため」としています。
まだまだトルコを含むアジアの発展途上国では性道徳・性的主権への議論が未成熟であったり、厳格な宗教的道徳観とのミスマッチからポルノ事業は忌避されがちです。
とはいえ、そもそもトルコは平均年収が日本円で約40万円の低所得国家。
Onlyfansのサブスクリプション相場は月額9ドル前後。日本円で1,200~1,300円。
日本人Onlyfansクリエイターに限って言えば平気で20~30ドルを課す人も多いです。
月3~4万円しか稼ぎが無い国民に、時に収入の1割を課すなんて中々難しいでしょう。
日本で例えれば手取りで月25万円の若者に、2万5000円を、いくらでも無料の違法サイトで見られるはずのエロ動画を売るのってハードル高いと思いませんか?
トルコはそもそもでOnlyfansのメイン顧客層ではなかったんです。
そもそも同国はポルノが違法の国です。
じゃあ閲覧だけなら?みたいな所で問題になったのでしょうが、恐らくはOnlyfansクリエイターになって低賃金国家から這い上がろうとする若者が殺到したのでしょうね。
ドバイ
YouTuber兼投資家の与沢翼さんなど、多くのインフルエンサーたちが移住する国として人気なドバイ。
最近強制送還されて逮捕されたガーシー元参議院議員なんかも日本からの逃亡先として沸きましたよね。
自由で合理的な税収制度(無税)で多くの成り上がり事業家たちに人気なドバイですが、残念ながらポルノに関しては超厳格。
イスラム教を守る国の中でも厳格さにはバラつきがありますし、与沢さんの奥さんみたいな肌露出ができる国な時点でアフガニスタンとかに比べたら寛容なのでしょう。
しかしポルノに関しては違法、ドバイ国内で製作がバレたら速攻で逮捕、処刑されてもおかしくありません。
Onlyfansで稼ぎ切ってしっかり引退した後でないと、ドバイは夢のある国とは言えませんね。。。
インド
インドも元々ポルノ自体が禁止な国で、たびたび色んなアダルトサイトへアクセス制限が掛かっていました。
しかし面白いのが、Onlyfansに関しては姿勢が少し違うのです。
『見るのは合法だが、投稿するのは違法』
となっているのです。
客なら良いけど販売者になっちゃダメだよってことです。
閲覧は仮に制限かけてもVPNなど迂回サービスを使えば誰でも見られるので、検閲が世界1厳しいと言われる中国でも案外ガバガバだったりします。
もちろんVPNも政府はそのたびに追跡して遮断させるんですが、イタチごっこですよね。
だから閲覧するだけなら罰則を与えないってのもリソースを考えると現実的。
でも売主になるのを認めちゃったら、大量にOnlyfansクリエイター、要はAV監督が大量発生します。
女性も男性もトランスジェンダーも関係なく作るでしょう、まだまだインドの平均所得は低いですから。
それを取り締まろうってわけですね。
ただ、実はOnlyfansの今の社長さんってインド人なんですよ。
Talking about how adult creators were the first to understand how to monetize their content before influencers and other creator sectors caught on.
(+ I’m 38 now 😉 https://t.co/LG2vWvsR1C
— Ami Gan (@AmrapaliGan) May 26, 2023
だから完全な違法化・罰則なんかが難しい、歯止めを掛けられてるのでは?
と邪推しています。
イギリスから始まったポルノの王様Onlyfansの2代目CEOが、イギリスの植民地から生まれるって、絵的には興味深いですよね。
なお同CEOのアミ・ガンさんはムンバイ生まれで現在はインドではなくサンフランシスコ在住とのこと。
アメリカにいるのが色んな意味で安全なのかも知れませんね。
まとめ:Onlyfansで儲かる国は、元々お金がある?
お金のある国ほど性倫理に関して議論を重ね、事業としても前向きで、色んな境遇の人が人生を好転させるキッカケになっています。
お金の無い発展途上国ほど性倫理に関して、古来から伝わる宗教が邪魔をして、そもそも議論の土台に上がりません。
『ポルノへの法姿勢で分かれるGDP格差』
みたいな論文があったら面白いですよね。
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